■ 歴代史上の最強CDプレーヤー、iPod
(ProCable)
このProCableというサイトは、私の職場の知人から聞きました。
「IPodが史上最強のCDプレイヤー?はあ?何言ってんだ?」
と思いますよね、私もはじめはそうでした。
でもこのProCableを読んでいるうちに、どんどんその内容に引き込まれました。
詳しい内容はサイトを読んでもらうとして、主旨をピックアップすると、
・100万も200万も出して機器を揃えるようにし向けるオーディオ業界全体が腐っていること
・オーディオは業界と専門誌が結託していること(これはオーディオ業界に限ったことでは無いんですけど・・・提灯記事なんていくらでもあるし)
・スピーカー能率とインピーダンスとアンプとケーブルの具体的な関係(=スピーカー品質の低下)
・ケーブルの性能に価格はまったく関係ないこと
・どんな高級なCDプレイヤーも不可避なメディア読み取り時のエラーによるデータ損失を回避していないこと
・コンピュータはメディア読み取り時のエラー発生を訂正(=補正)することが出来ること、それならば訂正後の音源を使うことがオーディオを聞く上では最善であるということ
・コンピュータメーカー(Apple)の作る、訂正データをメモリ領域からDAコンバータへ直接渡せるiPodが最善の選択肢であること
私はオーディオについては、(興味こそあれ)まるで初心者です。
なので、ProCableに書いてあることがすべて正しいのかどうかも判断できませんし、引き合いに出てくるメーカー名なんかも全然ピンとこないものばかりでした。
ですが、このサイト筆者の文章には力があります。
iPodを推す確固たる理由を、理論と経験をもってご自身でしっかりと明示されています。
オーディオ雑誌の扱う「スピード感ある音」とか「温度感のある音」とか「官能的な音」という摩訶不思議な言葉で結論をうやむやにするのではなく、実に論理的な言葉だけで一貫した主旨を説明してくれています。
筆者のすすめる方法にはそれほどコストがかからないものばかりで、試す価値は十分あるように感じました。
私は5.5GのiPodをすでに所有しているので、とりあえずはケーブルさえあれば試すことができます。
ProCableから通販でベルデン88760(ipod<->アンプ間)を購入するのに、これ以上の理由は必要ありませんでした(イキオイで同時にベルデン 8470(スピーカーケーブル)を2本購入したのは内緒です)。
私の使っているオーディオは、ご年配の知人からいただいたSONY TA-F333ESGという旧世代の遺産と、シアター用の安物JBLトールボーイなんですが、果たしてこんなシステムで良い音がなるかどうか・・・。
あれ、トールボーイの型版も能率もよく覚えてないや・・・(←ダメな例)。
※確認したところA850でした。88db、6オームですね。
過度の期待はせずに(とはいっても自然と期待してしまいますが)、1/13(土)にモノが届くのをドキドキして待つことにします。
参考:
オープンソースのiPodファームウェアRockboxを入れることで、音質はさらに向上するとのこと。
私はやりませんよ、なんかインターフェイスがダセエんだもん。
まあスキンは変えられるんだろうけど面倒くせえし。
参考2:
こんな記事を見つけました。
■ 2000万円の超高級オーディオにiPodが挑戦 “iPod VS JBL&Mark Levinson” / デジタルARENA
> まずCDプレーヤーに比べると、CDを読み取る機械部分がいらないことだ。
> ハイエンドのCDプレーヤー、あるいはCDトランスポートは、シャーシの防振対策や
> 精度など、信号処理以外のハードに随分とお金をかけている。
> もちろんピックアップの読み取り精度を上げるためだ。
> しかし、オーディオファイルを再生する iPodは、この部分では問題の起きようが
> ない。
> 正しくリッピングされたファイルさえ用意できればいいのだ。
考え方はProCableと同じです。
実際、デジタルARENAの記者も、iPod shuffleと140万円のCDプレイヤーとの差は僅差だと書いています。
さすがに6万円を超えるステレオミニ-RCAピンケーブルはあり得ない(つか、ボッタクリだろこれ)、と思いましたが、記者の感想は忌憚のないものだと思います。
最終的にはiPodでもNo.390SLでもなくて、HD24/96が最高という結論に行き着いているのが、これまた興味深いです。
時間がないくせにやりたことが山積みです。