■ CRT高画質神話は本当か?──前編
(ITmedia +D PC USER,10/20)
> まとめると、アナログ的な柔らかさや滑らかさならCRTが優れるが、階調データの
> 正確性ではデジタル接続の液晶ディスプレイに軍配が上がる。
> 極論を言えば好みの問題になるかもしれない。
自宅でCRTモニタを使わなくなって3年ほど経ちました。
私の場合、自宅でグラフィック関係の作業をするわけでもないのでそれほど画質は求めていないし、シビアなシューティングゲームにはまっているわけでもないのでかっ飛び応答速度も必要ないし、同じ場所に座ってモニタを見るので視野角も特にもこだわりはないです。
そういった性能以上に、私のような一般ユーザーにとって一番大きいのは、「液晶ディスプレイにしたら机ってこんなに広いんだ!」ってこと。
キーボードの位置変えられるじゃん、マウスはトラックボールじゃなくてもイケるじゃん!って。
とはいっても、シグマあたりのレンズで撮影したカリカリの解像度写真を等倍で見比べると、安物の液晶ディスプレイでは輪郭付近のボヤけが気になるのは確かですが、まあそれほど頻繁なわけでもないのでスペースを確保できる恩恵のほうが大きいです。
■ ソニー、VAIO Type Tのバッテリ自主交換プログラムを予告
(ITmedia +D PC USER, 10/17)
(写真は今回の回収に該当しているVGN-T92PSY)
ついに来ました。
本家ソニーからもバッテリ回収。
でもなんでソニーの発表はこんなにあとなんでしょうか。
他のメーカーが次々と自主回収をはじめているのに、いやむしろ、ソニーは真っ先(もしくはDELLの次くらい)に回収をはじめるべきだと思うんですが。
そりゃOEM元よりOEM先のほうが先に不具合を見つけることはあるだろうけど、それにしても遅すぎじゃないですか。
確実に不具合が認められない限り隠し通そうとしたとか。
もしくはバッテリ製造部門とノートPC製造部門、もしくは広報部門までもが連携とれていないんじゃ、なんて勘ぐりたくもなります。
かつては私も根っからのソニーファンだったんですけど、最近の動向は嘆かわしくもあり、どうでも良い気もしたり。
ああ、そういえば、私のノートはVAIO Type-Sでしたよ
参考記事
電池回収900万規模も ソニー(共同通信)
(goo ニュース,10/17)
900万個の回収って、空前の規模ですよ!?
ソニーは、リチウムイオンバッテリの事業をこれからもやっていけるんでしょうか。
今回の件で信頼性はかなり地に墜ちたと思うので、メーカーはソニーから買うのをためらいそうな気がします。
■ 組み込み業界最前線 ~ FPGA+Linuxで“究極のプラットフォーム”提供
(@IT - アットマーク・アイティ,10/17)
> 実吉氏は、一世を風靡したNTT-ME(当時)のISDN ルータ「MN128-SOHO
> シリーズ」のハード開発を3年にわたり担当していたが、「もともと起業家指向。
> システムLSIに興味があり、その方面の技術を生かしたビジネスを興したか
> った」と会社を飛び出した。
使ってたよ!MN128 SOHO SL11とPAL、ずっと使ってたよ!
PALは5台重ねて24時間365日連続稼働させてたら、上部のプラスチックが熱で溶けてあせった思い出が。
原因は3単子レギュレータだったと思うけど、それ差し引いても良いルーターだったなあ。
> 次はARMの時代という確信があった。
> 当時、携帯電話などでARMを組み込みコアとして使っている例はあったが、
> ARM搭載の市販CPUボードはなかった。
> また、(産業機器分野でも)汎用OSの時代が来るという見通しがあり、思い
> 切ってLinuxを採用した。
実吉さんとは逆に、すでに完成していて、汎用性が高く、かつ無償で利用できるOSであるLinuxを用いるという前提があった人たちもいます。
こういうエンジニアは、CPUを探すとARMを選ばざるをえなかった。
基本となるのがソフトウェアかハードウェアか、アプローチは逆なのに到着した箇所が同じというのは面白いと思います。
■ トランセンド、16GBの高速型USBフラッシュメモリ
(Impress PC, 10/17)
たぶん値段がありえないことになるんだと思うけど、16GBはマジでほしい。
実は一年ほど前、私はこれと同タイプのJetFlashシリーズ1GB版がアキバの露天で¥2,500でたたき売りされているのを買って以来、いつも携帯しています(今は普通に買っても¥2,500~3,000くらいまで値が落ちていますが当時は超安かった!!)。
腰下げに適当に放り込んで出先でもガンガンぶつけてるのに、今まで一回も不具合でていません。
良くできた製品だと感心しています。
しかし、残り容量が20MBを切ってしまい・・・困ってます。
値段未定とのことですが、16GBだといくらになるんでしょうか。
ちょっと 見てみたら、JetFlash 4GB版が¥10,773で買えるんですね(2006年10月17日現在)。
とりあえずこっちに乗り換えようと思います。
今までありがとう、JetFlash 1GB。
フォーマットして親にあげるつもりです。
見た目はかなりボロボロだけど・・・。
■ iiyama、5万円台の22インチワイド液晶「E2200WS-W1/B1」発売
(ITmedia +D PC USER, 10/16)
22インチのワイドが¥54,000は、ふつうに安いです。
ブランドにこだわりがなければ悪くない選択肢だと思います。
あれ?iiyamaって民事再生手続きしてMCJに吸収されたんですよね?
■ 球根型のCOOLER MASTER製CPUクーラー「Mars」が登場 ~ ユニバーサル仕様で価格は7,000円前後
(AKIBA PC Hotline!,10/14)
ヤヴァイ。
すげえかっこいい。
いま家のメインマシンのCPUクーラーはZALMANのCNPS9500LEDというものなんですが、ひさびさに買い換えたい衝動。
■ シャープもソニー製バッテリーを交換、対象機種を公表
(日経ITpro,10/13)
これまで、ニー製バッテリーについて自主回収を発表および開始している、米デル、米アップルコンピュータ、中レノボ(IBM)、日本の東芝、富士通、日立製作所に続き、シャープが回収を決めた模様。
一連のニュースを見るたびに私が思うことは、今話題になっているバッテリーの危険性のことではないんです。
非常に素人っぽい反応で申し訳ないんですが、それは「ソニーって世界規模でノートPCのバッテリをまかなってたんだ?」、という既存事実に対する驚きです。
神戸新聞の記事によると、
> 回収する電池はこれまでの28万7000個から33万8000個に拡大した。
> 内訳は国内分が7万8000個で、海外分が26万個。
とのことですが、そもそもそんなに供給していたことを全く知らないわけで。
たとえるならば、付き合ってた彼女と別れたあとにゲイツの娘だと分かって、しかも最近両親ともども自己破産した、みたいな。
おいおい、やたら金払い良いと思ったけどそんなに金持ちだったのかよ、つか、今は破産して金ねーのかよ、みたいな。
感心するのと同じタイミングで虚無感にヤラれます。
ん、なんの話だっけ・・・?
あれだ、がんばってほしいけど、何にもしてあげられないってことで。
■ 富士通、FMV-LIFEBOOK一新 - 薄型軽量"Qシリーズ"とタブレット"Pシリーズ"
(MYCOMジャーナル,10/13)
HDDのかわりにフラッシュメモリディスクを選べるそうですが、所詮32GBだからね・・・。
データは社内や家庭内のファイルサーバ、あるいはインターネット上のストレージにすべて保存している人にはこの容量で問題ないでしょう。
しかし、インターネットに接続できない仕事先や、接続設定や接続作業を行う前段階で必要なデータを見るような機会が多い人などは、仕方なしにノートPCローカル記憶領域にデータを蓄えてしまっている方が多いとお察しします、というか私もそうなんです。
分かっちゃいるんですよ!出来る限りデータは外部へ待避して、出来る限りデータは普段持ち運ばないようにすべきだってのは!
対策として、持ち歩くノートPCにはBIOSパスワードはかけて毎起動時に入力するようにしていますし、Windowsアカウントには出来る限りBrute Force Attackにも引っかかりにくいような複雑なパスワードをパスワードチェックサイトでチョイスしたりしています。
また、特に重要な顧客データについては、暗号化されたファイルを仮想ドライブとしてマウントして使用するTrueCryptというソフトをつかって、出来る限りノートを盗難されても被害を最小限におさめるような努力をしています。
しかし、やっぱり怖い。
居酒屋での飲み会や電車の中の居眠り中、ふと我に返ってノートの入った鞄を抱きかかえる自分の行動が、我ながら気味悪い。
この際、あえて容量の少ないフラッシュメモリタイプのノートPCに変えて、インターネットに接続不可能な出先や緊急時のデータ閲覧はすっぱりと諦める、そしてノートPC盗難の二次災害におびえることなく堂々と生活する、という選択肢に強く惹かれている今日この頃です。
はたしてそれで仕事になるんだろうか・・・。
時間がないくせにやりたことが山積みです。