■ 本当はすごい「Windowsの互換性維持」
(ITpro,4/24)
半年ちかく前の記事ですが、面白い内容なので。
> Windows 95用「ときめきメモリアル」にもきちんと対応
すごい庶民的でわかりやすい具体例、本当にありがとうございました。
> 世界中で何千万台と出荷されているWindows XPにはもれなく,Windows 95版
> の「ときめきメモリアル」を正常に動作させるための設定が施されている---そう考え
> ると,なんだか胸が高鳴ってしまうのは筆者だけだろうか?
だけかどうかは分かりませんが、多分少数派だと思います。
■ Windows Vistaのライセンス体系が変更,マニアに厳しいものに
(ITpro,10/18)
> 米Microsoftが「Windows Vista」でライセンス体系を変更し,あるパソコンから
> 別のパソコンにWindows Vistaのライセンスを「移管」できる回数に制限を設け
> ることが明らかになった。
> ライセンスの移管とは,ソフトウエアのインストールを削除して,別のマシンに
> インストールし直すことを指す。
> Windows Vistaでは移管できる回数が「1回」に制限される。
うわ・・・ちょっと待って。
これってハードディスクがクラッシュしたら、もう1つOS買えってことですよね?
家に転がってるお古のマザーがVista動くかどうかのチェックなんかもできないわけ?
アキバで適当なパーツ買って適当なジャンクHDD買ってきても再インストールできないし、自動インストールに失敗してもう一回手動インストールしようとしたらエラーとかはき出すわけ?
もう無理だ、終わった、全滅だ、一生XPでいいです(ウソです)。
「マニアに厳しい」じゃなくて、普通に厳しいでしょうこれは。
しっかし、あれだ、どんどん調子に乗ってますよこの会社。
世界規模で1つの製品を独占すると、こういうことにも平気で踏み切るんですね。
まともに製品買ってる私たちへのユーザビリティよりも、ごく一部の違法OS使用者への対策措置を優先するわけですよ。
> Windows VistaのEULAで問題にぶつかりそうなコンピュータ・マニアたちは
> パソコン業界に大量のお金をつぎ込んでくれるお得意さんであり,高価な
> ゲーム用PCを購入し,システムを頻繁にアップグレードする。
> こうしたマニアは,Windows Vistaのなかでも最も高額な「Windows Vista
> Ultimate」を購入する可能性が非常に高い。
> つまり,ライセンスが原因でアクティベーションができなくなると,「Microsoft
> の新しいEULAはマニアに大きな打撃を与える」という議論が起きかねない。
なんか蔑まれてる気がする文章だけど、もっと言ってやって!もっともっと言ってやって!!
正直なところ、中国なんかの違法ソフトウェア利用率が極端に高い国のローカライズ版にだけ、にこういう措置を取ればいいんじゃないかと思います。
というかそうしてくださいほんとにお願いします。
■ 起動しなくなったXPを救う「Rebuild」コマンド
(GIGAZINE,4/19)
GIGAZINEさんのちょっと前のエントリーです。
boot.iniの他にも修復にいたるまでの方法をいくつか紹介してくれています。
私がLILOとgrubとboot.iniを適当にいじってWindowsとlinuxをブートわけして調子わるくしてしまっていたマシンに、知人がシステムコマンダーで追い打ちをかけてしまい、最終的にShared Computer Toolkitを入れてboot.iniが原型無くぶっ壊れてしまいました。
テスト用マシンだったんであーあフォーマットでもしようかな、なんて思ってるときに、修復方法として参考にさせていただきました。
ざーっと見た感じですけど、必要なファイルをWindowsのインストールCDからexpandで抽出する方法が書かれていないようなので、ちょっと紹介しておきます。
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1. WindowsXPインストールCDでブートさせる
2. 回復コンソールへ管理者権限でログイン
3. 修復対象PCの%systemroot%\system32ディレクトリにkernel32.dllが存在している場合はこのファイルの名前を変える
cd windows\system32
ren kernel32.dll kernel32.$ll
4. CDドライブ名をmapコマンドで取得する
map (arc付けても良いです)
5. CDからkernel32.dllを抽出する(下記はCDドライブをDとしています)
expand d:\i386\kernel32.dl_
6. 再起動
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なんらかの原因でkenrel32.dllが壊れたとしても、そのファイルと同名同容量同タイムスタンプのファイルが存在しているとchkdsk /rでは修復してくれないため、上記のような手順を踏むことになると思います。
心配ならば、kernel32.dllを抽出して再起動する前にchkdsk /rをかけてもいいと思います。
時間がないくせにやりたことが山積みです。